コアバック成形
コアバック成形とは
- 01.スライド前進、1次側密閉
- 02.1次側成形
- 03.スライド後退
- 04.2次側成形
コアバック成形とは?
コアバック成形とは、成形過程で金型の一部をスライドさせたりバックさせることで、異なる2種類の材料を同一の成形品内に効果的に配置・成形する技術です。
この技術は、金型の一部を移動させることで製品の特性を最大限に引き出し、材料の効率的な利用や製品性能の向上を図ることができます。
2色成形工法の1種で、1次成形冷却後、2次成形前の金型内アクションで次の樹脂材料が流動する区域を確保し、2次材を射出成形する工法。
コアバック成形に関する製作事例
コアバック成形の3つの特徴
01
成形サイクルが早い
他の成形工法に比べて成形サイクルを短縮。効率的な生産が可能でコスト削減に寄与します。
02
部品数や組立工数を削減
2色成形は1度に2材質を射出する成形方法なので、管理する部品点数の削減や組立工数の削減に繋がります。
03
高い付加価値(デザイン性、機能性)
プラスチックの種類によって、硬質と柔軟性のある部分を自由自在に配合することができ、製品のデザイン性や機能性を高めることができます。